日系Q&A12 再編、撤退、M&Aその1 海外ビジネスで注意すること
再編、撤退、M&Aというステージで日系企業が抑えなくてはいけないこと、知らなくてはいけないことを斬ります
講師プロフィール
黒川裕二郎(くろかわ ゆうじろう)先生
皆様、コロナで大変な時期、如何お過ごしでしょうか?
これから恐慌に入るという話もございます。
恐慌とは『恐れ、慌てる』事とのことですので、恐れ慌てないようにするために、私自身も2020年4月時点54才という年齢でドイツ語とフランス語の勉強を自分で始めました。
何か前向きなことをしようということです。
『壮にして学べば老いて衰えず』、、、
と言われていますので、とりあへず、英語、中国語に加えて、還暦60才までにフランス語検定、ドイツ語検定最低でも3級程度、上手く行けば日常会話できる程度を目指しています。
2020年11月12月にドイツ語検定3級、フランス語検定3級を無事合格し、2021年6月にドイツ語検定2級とフランス語検定準2級、2級を受験し、ドイツ語検定2級、フランス語検定準2級は無事合格しました。しかし、フランス語検定2級は、1次試験を何とか突破するも、2次試験の口頭試験(5分のみ)で、何と30点中19点合格のところ、18点で1点足らずで落ちてしまいました。
フランス語は1次試験は採点基準が明確ですが、2次試験の採点基準は受験者側には全くわからず、合格通知を受け取った時には全く納得できませんでした。しかし、やはり実力不足と言う事と思います。試験のためだけに勉強した、というのが問題だったのかと思います。
今でもこんなことをしている私で、その場の試験勉強だけに対応してきており、一生かけて勉強するという姿勢がないというのも私の最大の弱点かもしれません。
それでも、何もしないよりはましか、ということで、何でもいいので死ぬまで勉強するものを探して、そしてそれを継続してみよう、などと勝手につぶやいております。
2022年1月 フランス語2級2次試験無事合格しました。(再受験24点/30点 合格ライン18点)
イリノイ州公認会計士
中国東南アジア約20年の経験あり
駐在歴:
中国4年(北京3年半、上海4か月、深セン2か月)
マレーシア5年、香港4か月
出張歴:
ベトナム6か月、タイ2か月
日系企業の進出や運営の課題解決に加えて多くの撤退案件にも関与。
海外事業では、例えば、下記のステークホルダーとの折衝や交渉をどのように進めるかで結果は大きく変わってきます。
① 従業員
② 政府機関
③ 出資者
④ 弁護士
⑤ 会計士
⑥ 人事コンサル
⑦ 委託先(倉庫、製造、ITなど)
大企業、中企業、小企業と300社以上の案件に関与し、日系企業が企業の規模や業種を問わず、同じような問題を抱え、同じようなパターンで損な取引をしてしまっていることを海外での駐在時に経験し、どのようにすればそれが防げるかについての対処策を構築し、現在、海外に進出している、もしくは進出しようとしている日系企業に、通り一辺倒ではない、現地の状況に根差したサービスを提供中。
高品質でいい製品やサービスを提供される日系企業の海外事業のサポートの一部を担えれば大変幸甚に存じます。
合わせまして、海外現場で闘える英語、闘える中国語、中学英語レベル海外子会社を運営するために必要な知識、専門用語、言い回しとはどういうものなのか、それらの習得法などについても講義を通してお伝えさせてください。
コースの内容
- プロモーション (1:18)
- レクチャー1 本人からのご挨拶 (1:16)
- レクチャー2 はじめに 本日の流れのご説明 (2:39)
- レクチャー3 撤退に時間とコストがかかるわけは?? (11:04)
- レクチャー4 Q&A デューデリジェンスはひとつだけではない、いろいろと知って置かないといけない、と言いますが、どういうことですか? (9:07)
- レクチャー5 Q&A 設立の際には、撤退も考慮して設立すべき、と言いますが、どういうことですか? (7:24)
- レクチャー6 Q&A 相手方が紹介した不動産鑑定士は使わないほうがいいというのは当たり前のことなにに、なぜそのことを敢えて言及するのですか? (7:07)
- レクチャー7 Q&A 専門用語知らないと話についていけないので、専門用語をいくつか教えてください。 (8:20)
- レクチャー8 Q&A 交渉事になるので、コスト面、効率性、経営的にもやはり社長が全面に出るのが一番いいとのことですが、詳しく説明してください (6:31)
要件
▪️ 海外ビジネスに従事する方なら対象となります
解説
日系Q&Aという形式で、日本の本社が知りたいこと、駐在員が抑えたいこと、本社の社長や取締役会がきちんと把握して置きたいことについての説明をします。
今回は、再編、撤退、M&Aに関するQ&Aです。
このQ&Aを通して、海外子会社経営を俯瞰していきます。
これまで日系企業の方からご質問を頂いたことから、日系の事例を踏まえて留意点について説明させて頂きます。
具体的には:
- 講師本人からのご挨拶
- 講座の進め方 Q&A形式など
- Q&A 撤退には時間がかかると言われていますが、なぜそんなに時間がかかるのですか?時間を要するということは余計にコストもかかるということですか?
- Q&A デューデリジェンスはひとつだけではない、いろいろと知って置かないといけない、と言いますが、どういうことですか?
- Q&A 設立の際には、撤退も考慮して設立すべき、と言いますが、どういうことですか?
- Q&A 相手方が紹介した不動産鑑定士は使わないほうがいいというのは当たり前のことなにに、なぜそのことを敢えて言及するのですか?
- Q&A 専門用語知らないと話についていけないので、専門用語をいくつか教えてください。
- Q&A 交渉事になるので、コスト面、効率性、経営的にもやはり社長が全面に出るのが一番いいとのことですが、詳しく説明してください
言語に惑わされず、しっかりと本当の情報を把握するためのノウハウを習得します。
海外事業、海外ビジネスにおいて、下記の現地関係当事者と折衝する際の基礎ノウハウを習得します。
関係当事者
- 現地の従業員の方
- 現地政府機関
- 現地会計士
- 現地弁護士
- 現地委託先(製造、販売、ITその他)
- 現地出資者
本社から見て、
- 現地駐在員に任せていることは何なのか
- 任せていることをどうモニタリングしているのか?
現地駐在社長から見て、
- 現地従業員に何を任せているのか
- 任せている内容を十分に理解しているのか
- それを十分に理解し把握するにはどうしたらよいか?
上記の問題を全て解決するために、
- 組織図アプローチ
- 会社ライフサイクルアプローチ
- 資金循環アプローチ
の3つのアプローチを頭に入れながら、問題解決手法のノウハウを習得します。
このコースの対象受講者:
▪️ これから海外ビジネスでの撤退を考えている方
▪️ 海外事業でのM&Aに興味のある方
▪️ 海外ビジネスの再編を考えている方
▪️ 本社取締役会
▪️ 大学生で海外ビジネスの興味のある方