ビデオとTAB譜で明解!「アラビア風奇想曲(F.タルレガ)」コンプリートマスター講座
憧れのタルレガの名曲「アラビア風奇想曲」をマスターしましょう! ハイポジションが多く、二の足を踏んでいた方必見!TAB譜とビデオで左手の押さえ方がしっかりわかる。
講師プロフィール
TAKA(小松 孝)先生
ギタリスト&アレンジャー
Udemy日本展開後、第1号講師。
クラシックギター、アコースティックギターのギタリスト。クラシック、ポピュラー、歌謡曲など広い範囲の音楽を編曲するアレンジャー。こどもギター教育研究家でギター音符カード、音譜カードめくりゲーム等こども向けの教材開発に取り組んでいます。
13歳よりクラシックギターを始める。同時に当時流行っていた井上陽水やチューリップなどのアーティストに影響を受け、フォークギター(アコースティックギター)を始める。 その後、ビートルズやジャズに傾倒。高校時代にアントニオ古賀、アールクルーらのコピーを始め、クラシックギターの良さを再発見。
38歳の時、13年間のサラリーマン生活に終止符を打ち、独立開業する。 多くの人にギターの素晴らしさを伝えたいという想いで、生徒さんにアコースティックギターとクラシックギターを教えている。札幌市主催ギターマンドリン音楽祭オーディション合格
「習いに行かずに上手くなる」をコンセプトにUdemy やシェアウィズにレッスンコースを公開しています。
(2023年6月現在、受講生1100名以上)
コースの内容
- 05 演奏アドバイス~この作品を演奏する前に(ドロップDのやり方)~ (4:20)
- 06 冒頭~8小節(練習のポイント:自然ハーモニクスと下降スラー) (3:45)
- 07 9~11小節(練習のポイント:ヴァイオリンをイメージして) (2:18)
- 08 12~13小節(練習のポイント:一歩一歩踏みしめるように) (1:45)
- 09 14~21小節(練習のポイント:グリッサンド、低音の動き、ハーモニクス) (5:21)
- 10 22~23小節(練習のポイント:後退りするように) (4:56)
- 11 ここで、冒頭~33小節の演奏を聴いてみましょう! (2:23)
- 12 33~37小節(練習のポイント:明るい音色、左手の運指の工夫) (4:54)
- 13 38小節~43小節(練習のポイント:左手移動のテクニック) (2:49)
- 14 44小節~47小節(練習のポイント:前打音) (2:04)
- 15 48小節~51小節(練習のポイント:ヴァイオリンが弾いているイメージで) (2:24)
- 16 52小節~59小節(練習のポイント:最も伸びやかに演奏) (2:14)
- 17 60小節~61小節(練習のポイント:長調から短調への移行表現) (1:44)
- 18 62小節~最後(練習のポイント:同じテーマを異なる表現で演奏する) (4:03)
- 19 最後のご挨拶 (0:56)
要件
▪️ クラシックギターかアコースティックギターが必要です。
解説
ピアノやハープなどでも演奏されるF.タルレガの「アラビア風奇想曲」は、
ギターを演奏する人は一度は演奏してみたい曲の一つですね。
しかし・・・ハイポジションやスラーがたくさん出てきて、
なかなか難しく、途中で挫折した方も多いのではないでしょうか?
【このコースの特徴】
このレッスンコースはクラシックギターの楽譜としては珍しいTAB譜も採用し
「楽譜と連動するビデオ」で全ての押さえが確認できるように作成した、
従来に無いビデオ講座です。
さらに、演奏しにくい箇所を演奏する際のコツや音楽表現も解説しましたので、
この作品を完璧にマスターし、人前で演奏できるレベルまでのテクニックと音楽性を高めることが出来ます。
【F.タルレガの紹介】
カステリョン県ヴィラ=レアル出身。
彼は幼い頃に用水路に落ちて危うく失明しかけました。
このため、目が不自由でも音楽で生計が立つだろうという父親の考えもあり、
家族に連れられカステリョーン・デ・ラ・プラーナに移り、音楽学校に進みました。
最初の音楽教師エウゲニ・ルイスとマヌエル・ゴンサレスはいずれも盲人であったといいます。
1862年にギター奏者のフリアン・アルカスに神童と認められ、
その奨めによりスペイン楽壇の中心地バルセロナを訪れます。
父親は伴奏楽器の色合いが強かったギターだけでなく、ピアノの勉強もすることを望みました。
1874年にマドリッド音楽院に進学。
豪商アントニオ・カネサの援助のもとに、作曲をエミリオ・アリエータに師事。
1870年代末までにギター教師として立ち(門人にミゲル・リョベートとエミリオ・プジョルがいる)、
定期的な演奏会も行ないました。
ギターのヴィルトゥオーソとして鳴らし、「ギターのサラサーテ」の異名をとりました。
バルセロナに定住して1909年に逝去。(ウィキペディより)
【アラビア風奇想曲の紹介】
タルレガの傑作といわれる「アラビア風奇想曲」はスペイン国民楽派の巨匠、
トーマス・プレトンに贈られたもので、
ムーア風(北西アフリカのイスラム教徒の文化)の甘美なメロディと
アンダルシアのリズムの調和は,タルレガの優れた作曲手腕を示すのにあまりあるもので、
のちに管弦楽や吹奏楽、バンドゥリア(スペインの撥弦楽器の一種)合奏曲に
編曲・演奏されたり、ピアノやハープなどでも演奏されています。
また、当初バルセロナに埋葬されていたタルレガの遺体をバレンシア市会の決議により
ヴィラ=レアルに移される際、現地において「アラビア風奇想曲」が合奏されたといいます。
このコースの対象受講者:
▪️ 中上級者の方が対象です。
▪️ ある程度ギターが弾け、セーハ(左1指で複数弦を押さえる技術)が押さえられる方が対象です。